コーチの偏光サングラスと歴史

コーチ偏光サングラス
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

バックや服飾雑貨・香水や偏光サングラスを手がける世界的人気ブランドのコーチ。
今回は伝統的なコーチの歴史を紹介していきます。

最初は小さな革の製品からスタート
コーチ(COACH)の歴史は最初、家族経営の革工房として1941年にスタートしました。
1941年にアメリカのマンハッタン地区にコーチの社名ではなく「ゲイル・マニュファクチャリング・カンパニー」という社名で創業しました。
家族経営の小さな皮製品会社……それがコーチの最初の姿であり、歴史の始まりでした。

その頃は本当の手作業だけで、6人の職人が自分達だけが持っている伝統技術を世代から世代へと打ちついていったのです。
大量生産の機械では生み出すことができないコーチだけがもつ感受性の強い美しい革製品は消費者の心を掴み、人気ブランドに成長していきます。
現在では世界的ブランドとなり、革製品だけでなく香水やアパレル、宝飾や腕時計、そして偏光サングラスまでのラインナップとなりました。

ハンドバッグが当たり急成長
1946年になると、バッグ製造業を営んでいるカーン夫妻(マイルス・カーンとマイルスリリアン)がゲイル社に入社することになります。
カーン夫妻は革製品の製造法を熟知しており、柔らかい手触りなのに耐久力がある高品質で丈夫なバッグが仕上がりました。
当事のニューヨークではハンドバック事業が盛んで、ゲイル社は女性向けハンドバックを展開し、大ヒットしました。

多くはヨーロッパからの模造品が主流であった当時の市場に、お手頃の価格で高品質なバッグが登場します。
その時代に手作りの革製品は多くの女性の心を掴み、会社を大きくしていきます。
60年代のアメリカが成長する時代に、社名をゲイル・マニュファクチャリング・カンパニーから「ゲイル・レザー・プロダクツ」に切り替えます。
その後、ブランド名を「コーチ」としてバックを発表します。

現在でもコーチの製品作りこの姿勢は変わっていません。
お客様の満足度を最優先にする、誠実さを商売の基本にする、革新こそがコーチの持つ成功への原動力。
この3つを柱にして、コーチは自分のブランドを世界中の人たちに浸透させていったのです。

現在でコーチは職人が作り出すオリジナルの革製品を世界中に届けるための工夫を考えています。
機敏で柔軟なコーチの考え方は、多くのコラボレーションを生みだし、成功に導いています。

コーチのバッグに芸術が加わる
1962年には、最も注目を浴びるデザイナーの一人である「ボニー・カシン」がゲイル社に入社します。
ボニーの入社によって、これまでのバッグの品質と伝統的な製法にデザインが取り入れられます。
ボニーの芸術的なセンスが反響をよび、現在のコーチのイメージになりました。

そして、コーチバックに次いでボニーの感性を生かし新しい事業を進めることとなります。
この1962年以降は、コーチバッグの他にアクセサリー分野・サングラス分野・香水分野が登場し始めます。

翌年の1963年には、コーチ初となる広告をアメリカの高級雑誌「ザ・ニューヨーカー」に掲載します。
そしてボニーは、品質・製法・デザインに加えてコーチのバッグに機能性を取り入れたコレクション「カシン・キャリー」を発表します。
斬新で高機能かつ丈夫なコーチのバッグが好評で、たちまち注目のブランドとなります。

コーチ社の誕生
もはや、バッグといえばコーチとも呼ばれる認知度を得たコーチブランド。
1970年には、社名を「ゲイル・レザー・プロダクツ」から「コーチ・プロダクト」に変更します。
全米での認知を得たコーチは次に世界展開すべく、コロンビア大学にてMBAを取得しているルイス・フランクフォートを採用します。

1980年には社名を「コーチ・プロダクト」から「コーチ・レザーウエアー・カンパニー」に変更。
1981年にはアメリカのマンハッタンにコーチ社の直営店が発オープンし、1985年にはルイス・フランクフォートが社長を務めます。

コーチの日本進出
1988年になり、株式会社三越とコーチ社が提携し日本進出をします。
1996年にはコーチブランドのイメージ統一を徹底し、1998年にはスイス高級時計製造メーカーの「モバードグループ」と提携し、コーチ腕時計分野が登場。
2000年には現在の「CCロゴ」が誕生し、財布・アクセサー・サングラスからバッグまで取りそろえたコレクション「シグニチャー」を発表。

コーチの中で最も注目を集めるコレクションとなり、翌年2001年のアメリカファッションデザイナー評議会アクセサリー部門で最優秀賞を受賞します。
この名誉ある賞の受賞をきっかけに、コーチが世界的トップブランドとしての認知が広がります。
同年2001年8月には、コーチ社と住友商事株式会社が提携して「コーチ・ジャパン」を設立します。

2002年3月には、僅か8か月という短期間にコーチの日本店舗が79店舗に拡大します。
日本での認知基盤ができたところで、同年5月に銀座という大都市の一等地にコーチブランドの象徴とする大型の旗艦店をオープンさせる。
そして同年に2店舗目の旗艦店を渋谷に、3店舗目の旗艦店を六本木ヒルズにオープンさせます。

2003年には初めて関西にコーチの店舗がオープンし、2004年には4店舗目の旗艦店が丸の内にオープンします。
コーチブランドだけで、日常使用のできる財布から香水やサングラスが揃い、バッグや時計コレクションが充実している。
このコーチだけでファッションが楽しめる点が、日本で大いに評価されました。

また、コーチの偏光サングラスはごく一部のコレクションのみとなっております。
海外展開もでるで偏光サングラスがリリースされているけど、日本未発売のものが多くあります。
コーチの偏光サングラスの入手はやや困難なため、レンズを偏光にカスタムするか海外サイトでの購入がおすすめです。
国内の路面店では、偏光サングラスの取り扱いがごく僅かとなっております。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事 偏光サングラスとは?8つの利点をガチ解説!
スポンサーリンク

関連記事

ページ上部へ戻る