オークリー偏光サングラスはハンドグリップ会社だった!3つの世界初

オークリー偏光サングラス
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オークリー(OAKLEY)は偏光サングラスで有名ですが、実のところ1975年に誕生した「ハンドグリップ」の会社です。
創立者のジム・ジャナード氏は、もともとモトクロス選手であり、硬い素材でよく滑るハンドグリップに大きな不満を抱いていました。
そこで市場にないなら自分で創り出そうという熱い思いから、モトクロス用のハンドグリップを作るオークリー社を設立。

今やオークリーは「スポーツサングラス」のイメージがとても強い印象を受けており、元々ハンドグリップ会社という驚きの歴史があります。
オークリーの偏光サングラスは、1997年に初めて登場することになります。
現在では、フレームを独自にカスタムできるオークリー偏光サングラスの人気が高いですね。

オークリーの由来と展開

こちらはとても有名なお話ですが、オークリー社の由来は創設者ジム・ジャナード氏の愛犬の名前「Oakley」から来ています。
モトクロスのハンドグリップ製造から、BMXの市場にも需要があることがわかり自転車やマウンテンバイク向きに製品を展開します。
そして、グローブやプロテクターなどの商品を開発していきます。

スポーツサングラスという新市場の開拓

そんなオークリーがスポーツ用ゴーグルを始めて発売した時期は、1980年。
それ以降1984年には、世界で初めての一枚レンズのサングラス「Eyeshade」を開発しました。
これが大ヒットを記録して、スポーツサングラスという当時にはほとんど無かった市場を大きく開拓することになりました。

このデザインが衝撃的であり、「スポーツサングラス=オークリー」というほどの認識を得る事になります。
元々はスキー用として発表した世界初一枚レンズのスーポーツサングラス「Eyeshade」ですが、1986年に「ツール・ド・フランス」自転車レースで優勝した選手が愛用していたことにより信用が高まっていきました。
ちなみに「ツール・ド・フランス」とは、フランスやその周囲国をコースとして毎年7月に開催され23日間におよぶ約3,300kmものコースを走りる自転車レースです。

2度目の世界初スポーツサングラス

オークリーのジム・ジャナード氏は、自身もスポーツマンであるため続いてコースや天候の状態変化で視界が悪くなる悩みが気になっていました。
当時、サングラスに偏光という概念があまりなかったためレンズカラーによって解決する必要がありました。
そこで、1987年に2度目の世界初機能である状況に応じて瞬時にレンズカラーを交換可能なスポーツサングラス「Razor Blades」を開発します。

オークリーのサングラスでレンズ交換が可能という、当時誰も考えない発想でした。
スポーツマンの悩みを解決する高機能なスポーツサングラスは怒涛のごとく注目され、オークリーは「スポーツサングラス」のトップブランドとして認知されまじめる事になります。

アパレル、ウエア部門へ進出

1990年代になると、オークリーそのスポーツファンからの認知度から勢力的にスポーツ用品のアパレル部門に力を注ぎます。
スポーツサングラスで培った機能とユーザーメリットデザインを決して妥協することなく展開していた商品でも、アメリカ米軍特殊部隊「デルタフォース」や「SEALs」の機関が採用するなど、大きく注目されまじめます。

名乗り上げと3度目の世界初

1991年になると、視力の低いユーザーはスポーツサングラスが使用できない事が気がかりだったム・ジャナード氏。
スポーツサングラスと眼鏡を融合させるために、度付きレンズ「RX」を開発することになります。
これまでサングラスをすることすら考えていなかったユーザーからの喜びが高まります。

1995年になると、オークリー社は株式を公開します。
その後、1997年にはまたしても世界初となるメタルフレームを鋳造した冶金技術の結晶「X-Metal」を開発します。
さらにこれまで色による視界確保であったが、光の照り返しなどは軽減できない課題がありました。
これを解決するために、オークリーは1997年に偏光サングラスをリリースします。
そもそ「偏光って何?」と、疑問のある方は以下の記事をご参考ください。

偏光サングラスとは?8つの利点をガチ解説!

日常生活での光の悩みは、偏光レンズで即解決できます。
車の運転中や、スポーツをしている時に…

アメリカ規格の8部門を完全制覇

オークリーのアイウェアは、次第にレンズスペックの更なる向上に尽力します。
その結果、オークリーレンズはアメリカ規格協会の定める工業規格8部門において完全制覇を達成します。
オークリーの偏光サングラスは、タフさが違う。

以下、部門紹介。

  • UVプロテクション・・紫外線カット性能
  • 屈折率・・・・・・・薄さや軽さを表す数値
  • 不均等分光・・・・・光のばらつきの数値
  • 非点収差・・・・・・レンズ縦面と横面での焦点ズレ
  • 光拡散力・・・・・・どの方向の光が入っても対象物を正しい位置で映す
  • 解像パターン・・・・視界色合いや鮮明さを表します
  • 高圧衝撃・・・・・・先の尖った500gの鉄塊を高さ127cmから落とす
  • 高速衝撃・・・・・・鋼球を時速160kmでレンズに衝突させる

また、偏光機能はこれらのテスト部門と違う性質があるので工業規格に入っていません。
レンズ単体で、アメリカ工業規格を8部門も制覇するサングラスメーカーはオークリーのみとなります。
ここで、私たち日本人が嬉しい報告もあります。

日本の技術は、世界に誇るものがあります。
このアイウェアレンズの部門において、「偏光レンズ」に関しては日本の「TALEX」がオークリーレンズより勝っております。
脅威的な鉄壁ガードでなくとも、ある程度想定される大きな衝撃に耐えて「視界の鮮明さ」がズバ抜けている日本の偏光レンズには誇りを持ちたいですね。

実際にオークリーユーザーで視界の良さまで拘る方ですと、フレームカスタムした後レンズはTALEXやその他日本のメーカー製品と付け替えてオークリー偏光サングラスを完成させる人も多いです。
決してオークリーレンズが劣っていると言っている訳ではありません。

それぞれ方向性が大きく違っており、オークリーは目をあらゆる状況下で完璧に守り抜く視点であり、タレックスは本当に良い視界の実現であります。
目をどんな状態でも守ってくれるパートナーか、あらゆる景色や風景シーンの不必要の光を最大限取り除いた視界を見せてくれるパートナー。
個人的な理想を言えば、両方ミックスしたレンズが完成してモンスター級のオークリー偏光サングラスが登場してほしいです。

全世界で600の特許を持つオークリー

オークリーは、「どのような状況下において、どう眼を守り続けるか」というテーマのもとレンズ開発を行っております。
その研究開発結果もあり、世界中で約600の特許を取得するまでになりました。
さすがに全てを紹介することは難しいので、分かりやすいものを項目ごとにピックアップしていきます。

・光学技術について
XYZ-OPTICS技術。
2枚式レンズ(一般的なレンズ)に採用されている、XYZオプティックスレンズ技術です。
左右のレンズにおけるX軸Y軸Z軸の三次元で光を補正して、対象物を正確にとらえるテクノロジーです。

POLARIC ELLIPSOID技術。
先述したレンズテクノロジーと同じく、一枚式レンズにも同様に光のゆがみを補正する技術です。
一枚レンズのため一般的には2枚式よりも光を補正しにくいですが、その歪みを最小限におさえます。

High Defintion Optics技術。
ハイ・ディフィニション・オプティックス技術とは、上記2つのレンズテクノロジーに加えて耐久性も大幅に上昇させながら高いレンズ透明度を可能にさせる特許素材プルトナイトを用いた技術です。
また、「特許素材プルトナイト」とは銃弾でも破壊できないオークリー独自の高純度ポリカーボネイトUVレンズ素材です。

・ラバーグリップについて
オークリーは、もともとハンドグリップを生産していた会社とお伝えしました。
そのハンドグリップ技術が、スポーツサングラスのフレームに大きく貢献することになります。
こちらもオークリー社独自の水分を感知するとグリップ力が増大する特殊ゴム。

この素材は、オークリー社が特許を取得したアンオブタニウムです。
ハンドグリップ製品からの応用で、サングラスのラバーグリップやノーズパット部分に使用されております。
ラバーグリップの無いフレームだと汗ばんでツルっと滑ることがりますが、アンオブタニウムは汗ばむとかなり更にグリップします。

オリンピック選手もオークリーを選ぶ
これまで口コミや感動によって認知されてきたオークリー。
さらにオークリーに神風が吹くことになり、アトランタオリンピックで多くの選手がオークリーを使用したました。
この時も、オークリーのスポーツサングラスが世界的に大きな注目を集める事になりました。

2000年代に入ると、スポーツサングラスという分野以外でも、ゴルフバックをリリースしたり、カテゴリー別にアパレルをラインナップします。
オークリーのイメージは、鉄壁のガードマンを視界に被せるイメージがあり守られている感がしますね。

ビックリまとめ
当サイトは偏光サングラスの専門サイトですが、オークリーの記事を書く際に実はサングラスメーカーじゃなく「ハンドグリップ」メーカーだった事に驚きました。
皆さまは、オークリーがハンドグリップの会社であったことご存知だったでしょうか?
私は初めて知り、衝撃的だったのでこの記事には力を入れてみました。

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