偏光サングラスの見分け方が一瞬でわかる3つの方法

偏光サングラス 見分け方
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偏光サングラスの見分け方は、いくつかあります。
一瞬で確認する方法は、サングラスレンズをテレビやパソコンモニターに向けて45度傾けます。
それが偏光レンズの場合に限り、真っ黒に変色します。

他の偏光サングラスの見分け方の例をあげると、ガラスの前に立ってお腹の高さあたりに手のひらを差し出して映り込みを作ります。サングラスを着用し、偏光レンズであればその映り込みがスパッと消えます。

最後にもう1つ偏光サングラスの見分け方を車を使って説明します。
日常生活に欠かせない車ですが、フロントガラスにダッシュボードや小物が映り込んでいませんか?
とても厄介な映り込みですが、偏光グラスをかけるとこの映り込みが消えてしまいます。
映り込みが消えなかったら、残念ながら普通のサングラスです。以上が、偏光レンズの確認方法となります。
詳しい説明は、「フロントガラスの映り込みを解決!ドライブに偏光サングラスで超視界」の記事をご覧ください。

通常サングラスでは視界が7~10倍悪くなる
自然光は地面や水面の状況によって、また周囲の建築物などの影響によっても光線の散乱が生じます。
この様々な方向性を持った光線を乱反射光と呼びます。
私たちの眼に入ってくる光を比較すると、自然光1倍に対して乱反射光はその7~10倍の量に相当します。

乱反射光は一定方向のみではなく、あらゆる多方向から眼へ入射するため、視界にギラツキが生じます。
通常のサングラスでは、レンズに染色をしてただ光量を抑えるだけなのでこのキラツキを防ぐ事はできません。
その不必要で余分な乱反射光を取り除いてくれる物が、偏光サングラスです。

偏光サングラスの構造しくみ
偏光サングラスには、偏光レンズと呼ばれる特殊な素材が使用されております。
レンズとレンズの間に偏光膜というブラインドの役目を持つものを挟み込んでいます。
このブラインド機能が働く偏光膜が、乱反射された邪魔な光をカットしてクリアな視界を確保してくれます。
※偏光膜の詳しい解説は、「偏光膜とは」の記事をご覧ください。

また、説明図の様に、偏光膜は透明・不透明層が交互に並んだ特殊なフィルムにより、様々な方向の余分な光をブラインドでカットしてくれます。
偏光サングラスは余計な光を偏光し、見たい対象物だけを視界にしてくれます。
これが偏光レンズの仕組みとなります。
一般のサングラスは、レンズ濃度で光量を抑えるだけなので、雑光によって見たい対象物がギラツキ視界が鮮やかに映らないのです。

普通レンズと偏光レンズの光処理の違い
通常レンズのサングラスは、レンズの濃淡ですべての光を弱めます。
裸眼で映っている視界をそのまま、暗くするイメージです。
つまり、視界の悪さが残ったまま全体的に暗くなるわけです。

偏光レンズでは、見えづらくなる原因の雑光を取り除いてくれなお且つ眩しさを抑えます。
つまり、視界の邪魔な部分をクリーニングして眩しくない鮮明な視界へと変えてくれます。
光のフィルターですね。

偏光サングラスの見分け方がわかりましたでしょうか。
自分が持っているサングラスが偏光レンズか普通かどうか見分け方を試して確かめてみてくださいね。

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